記憶を消してほしい…男性が初キスで失敗したかっこ悪いエピソード

ファーストキスはもちろん人生で初めての緊張感を味わう時かもしれません。いつキスしていいのか、彼女は嫌がらないか、うまくいくのだろうかと不安で胸がいっぱいになりますよね。それは彼女に初めてキスをする時でも同じ気持ちになりますよね。とにかく「失敗したくない」この一言に尽きると思います。

初めては一番大事で鮮明に記憶に残るもの。その思い出を嫌なものにしたくないし、できることならば彼女から「キスまでかっこいい」とキュンキュンしてほしいですよね。

それでも世の中には初キスでかっこ悪いところを見せてしまったという話が後を絶ちません。初キスで失敗してしまった男性は一体何をしてしまったのでしょうか？

初キスで失敗したエピソード

どんなにスマートに決めたいと思っても緊張の方が勝ってしまい彼女から「どうしたの？大丈夫？」なんて心配されてしまうことも。初キスは男の見せ場、絶対に失敗したくありませんよね。

彼女にかっこいいところを見せなきゃいけないという気持ちが余計に失敗に導いてしまうのかもしれません。

事前に臭いのキツイものを食べていた

彼はニンニクや唐辛子などとにかくキツイ臭いのする食べ物が大好き。日頃から「臭い食べ物ほどうまいもんはない！」と公言していたそうです。週に何度も臭いのキツイ物を食べていた彼はデートの前日もキムチチゲと餃子を平らげていました。

デートの当日じゃなければ臭いは残らないと思っていたのです。彼女とのデートは順調に進み、今日こそキスをするぞと意気込んでいた彼は帰り際に人気のないところで彼女を引き留めました。手を握り、いざ初キスを終えると「口臭いけど何食べたの？」と言われてしまいました。今日のデートでは臭いが軽いものしか食べていないはずだし口直しにガムを食べた。

それなのに何故臭いんだ…そうだ前日に食べたニンニクがまだ残っていたのか…とショックを受けていたところ「ガム食べる？」と更に追い打ちをかけられてしまいました。ありがとうと受け取ったその声は震え声になっていたのは言うまでもありません。初キスが臭いというイメージで終わってしまったことにかなり落ち込んだそう。

そのショックから彼はニンニク料理を食べることを控えていったそうです。確かに、いざキスをして臭かったら萎えてしまいますよね。

相手の口が自分の顔に思いきり近づくからこそ口臭は気にしなくてはいけません。ガムを食べたから安心というわけではないのです。

ガムの匂いまで打ち消してしまうような臭いの元があれば当然ガムの意味はありません。当日はバッチリだとしても、前日の食べ物にも気を付けないと初キスの味が臭いもので終わってしまいます。

焦りすぎてしまった

すごく緊張するけれど、初キスをうまくさせなきゃいけない、良い思い出にできるように…。そんな焦りから歯がぶつかってしまったり、時には唇を噛んでしまい流血する話はよく聞きます。

普通に話していたのにいきなりキスをされビックリした彼女が彼の唇を噛んでしまい、そのまま流血…。彼女は謝るし自分は恥ずかしいしで穴があるなら今すぐ入りたい状態。

勢いよく彼女にキスをしてしまったせいでお互いの歯が当たり「痛っ！」と１０秒間口を押えて何とも気まずい雰囲気に。「歯、当たっちゃったね」と笑い話にしようとしても歯はジンジンしているし、もうキスができる状態ではありません。

もう少し冷静になってキスをすればこんなことにはならなかったのかもしれない。もっとかっこいい姿を見せられたかもしれない。初キスではなくても、歯が当たるキスは避けていきたいですよね。

どんな時でも焦りは禁物。自分の気持ちが焦れば焦るほど失敗するリスクも高くなっていきます。初キスを成功するには焦らずに冷静になり、確実に丁寧にできるようにしましょう。

変な声が出てしまった

こちらも私の周りではよく聞く話です。初キスを終えた男性が暗い顔をしているので何があったのか聞いてみると「昨日初キスをしたんだけど、変な声が出てしまって笑われた」と。

キスをしている時に変な声？吐息とは違うの？そう思いますよね。話を聞いてみると笑ってしまう女性の気持ちもわからなくはありませんでした。

デートは順調でその後のドライブでもなかなか良い雰囲気を出せていたそうです。キスをするなら今日しかないと確信した彼は車を停めて車の中で彼女に腕を回しました。彼女も覚悟をしていたようで目を閉じてくれたそうです。ここでキスをしたらロマンチックで最高のキスになる！と自分の唇を重ねました。

ところが興奮してしまった彼、ディープキスとはいかなくても何度も何度もキスをしたそう。心も体も熱くなった彼はハァ…という吐息ではなく「ウッ！」という唸り声をあげてしまったそう。

一回だけなら彼女もなかったことにしてくれそうですが「ウッ！ウッ！」と立て続けに唸ってしまったんだとか。

さすがに面白くなってしまった彼女は「どうしてキスで唸っているの？ゴリラみたい！」と彼に笑いながら言ったそうです。そのあとはもちろんキスする雰囲気でもなくなってしまったので彼女を送って自分も帰宅しましたがゴリラという言葉が頭から離れずに寝不足になっていました。

この話を聞いた私は落ち込む彼を目の前にして「そ、そうなんだぁ」と自分の力を全て出し切り笑いを堪えていましたが、彼に「どうせ笑いたいんだろ、俺はゴリラだ」と言われた瞬間吹き出してしまいました。

男性はプライドが傷ついてしまうかもしれませんが、女性からしてみればちょっと可笑しいと笑ってしまうことなんですね。それでも彼のことを馬鹿にしているわけではありませんよ。

彼女が悲鳴をあげた

付き合って３ヶ月、自分の家に彼女を向かい入れ部屋を暗くして映画を見ていたカップル。

丁度彼女の誕生日が重なり、誕生日の当日はどうしても仕事で会えないからとちょっと早めの誕生日プレゼントにネックレスをあげました。「ありがとう」と思いきり嬉しい姿を見せてくれ幸せになった彼はここでキスをしようと思ったそう。

早速ネックレスを付けた彼女の顔はとても幸せそう。本当にありがとうと顔を上げ改めてお礼を言おうとしたときに彼は今だ！と目を閉じながら顔を思いっきり近づけキスを迫ったそう。すると突然彼女が「イヤー！」と叫んだのです。どうしたもんかと目を開けた彼は彼女が机に顔を伏せている姿が見えました。

即座にどうしたの？大丈夫？と聞くと「あなたの迫ってくる顔がすごく怖かった！」と。暗闇の中、目を閉じて唇を尖らせた彼の顔がとても恐ろしいものに見えたらしいのです。

確かに、今想像してみても顔を上げた瞬間に青白く光る人が近づいてきたら悲鳴を上げてしまうかもしれません。部屋を暗くしている時や、照明が暗い場所にいる際は彼女と顔を合わせてから初めてキスをする方が良さそう。

キスする方は全く何も感じませんが、キスされる方は幽霊を見てしまった！と恐怖になってしまいます。自分が幽霊だと思われない為にも、暗がりにいる場合は注意した方が良いでしょう。

震えてしまった

初キスを成功させるために彼女が嬉しいと思うようなこと、女性の心理などをネットや本で調べまくり最高のキスを準備していた彼。何日もキスのことを考え、シミュレーションもバッチリだった彼は自信に満ち溢れていたようです。「キス？どこからでも来いよ！」状態。ついに彼女とデートをする日、自分の思い描いたままのデートをしました。

彼女の大好きな水族館に行き、公園をブラブラしながら雑談、食事は自分が予約していた評判のお店で彼女も満足してくれた。もうこのデートの締めをくくるにはキスしかない！「もうそろそろ帰ろうか」とお別れの時間が迫っていました。

家の前まで彼女を送り今日は楽しかった、バイバイと手を振る彼女を抱き寄せました。驚いていた表情を見せる彼女に彼はキス。全てが完璧にいったはずでしたが、彼女が一言「緊張しているんだね、可愛い」と。

緊張？何日も前から準備してきたし、シミュレーションもバッチリだったはず。彼の中では完璧だと思っていた準備ですが、心のどこかではとてつもなく緊張していたのでしょう。

彼女を抱き寄せる手も、唇も振動が激しく、ガタガタ震えていたそうです。自信はあっても体は正直だったんですね。

完璧だと思っていた彼の初キスは、彼女に緊張を悟られてしまうという失態に終わってしまいました。男性はそんなかっこ悪い自分を見せたくないと思っているでしょうがそれでも、緊張している彼の姿が可愛いんですけどね。

失敗しても良い思い出になる

初キスの思い出は一生残るものかもしれませんが、初キスが失敗したからとキスの思い出が悪いものになるわけではありません。

確かに男性はプライドが高く、男らしいところを見せなくてはと思っているでしょうが、女性はそこまで失敗したことを気にしていません。むしろ、頑張ってくれる彼が可愛いと思えるのです。なので、失敗したとしても落ち込むことはありませんよ。