胸キュンしたいあなたに…おすすめの恋愛小説

あなたは普段から小説を読みますか？文字が小さくて読みにくい、途中で飽きてしまうとの声も多いですが、実は小説だからこそ漫画よりも胸キュンすることもあるのです。普段から読んでいる女性ならわかると思いますが、漫画と違い小説は絵がありません。なので、妄想がどんどん膨らみ胸キュンしてしまうのですね。

本当に恋をすることも胸キュンですが、なかなか恋ができない、何だか胸キュンしたい気分…なんて思っている女性は恋愛小説を見て胸キュンしてみてください。

小説は何ページもあり、暇な時間に読めるのですごく重宝します。一冊読んでしまえば、あなたはきっと恋愛小説のすばらしさに気づいてしまうこと間違いありません。

おすすめの恋愛小説

早速おすすめの恋愛小説を紹介していきます。これから胸キュンがしたい時はこの記事を参考にしてみてください。

恋空／美嘉

 『恋空』（こいぞら）は、美嘉のケータイ小説でありデビュー作。2005年から執筆が開始され、2006年には書籍化された。また2007年の漫画化、映画化に続き、2008年にはテレビドラマ化もされた。 サイト上で連載されていたころはノンフィクションを標榜していたが、2008年現在では「事実を元にしたフィクション」ということになっている。

引用元:Wikipedia

知っている方も多いであろうケータイ小説から始まった恋空。その人気が中高生を中心にどんどん広がり書籍化され、映画化やドラマ化もされました。主人公の美嘉は普通の女子高生ではありえないほどの胸を傷めるような出来事がどんどん降りかかってきます。

かなり批判的なコメントもあった恋空ですが、小説を読む分には大切な人を失う悲しみ、大切な人だからこそ一番に想っていなければいけない事を改めて知ることができ、胸キュンもできる作品だと思います。

被害妄想彼氏／アポロ

こちらもケータイ小説から書籍化された作品、被害妄想彼氏です。普通の女子高生だった真知子は彼氏いない歴=年齢を打ち破るために友人に同い年の修司を紹介してもらいます。

修司は超が付くほどのイケメンですが、実は被害妄想が激しいのです。電話を掛ければオレオレ詐欺だと思われたり、プリクラを撮ろうとすれば「魂が抜かれる」と言ったり。

そんな被害妄想が激しい彼氏でも真知子は修司に惹かれていきお付き合いも順調でしたが、ニセ巨乳の「ケツ子」が現れたり、修司の元カノが現れたりと結構波乱万丈な恋愛をしていきます。笑いあり、胸キュンありのこの作品は純粋に胸キュンがしたいと思っている女性にはおすすめです。

君の膵臓をたべたい／住野よる

「君の膵臓を食べたい」…主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。

それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。

「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。

引用元:Wikipedia

君の膵臓をたべたい、通称「キミスイ」でデビューした住野よる先生。小説投稿サイトに投稿をしたことをきっかけにライトノベル作家の井藤きく先生の目に留まり、双葉社を紹介され、デビューしたそうです。

そこからいろいろな方面から高い評価を得るようになり、実写映画化がされました。全く性格の違う二人が繰り広げていくストーリーは何とも切なく、胸が締め付けられます。「久しぶりにこんなに泣いた」「ガチで号泣できる小説」と口コミ評価も大変高い作品になっています。

三日間の幸福／三秋縋

２ちゃんねる内で「げんふうけい」名義で数々の物語を書いていた三秋先生。その中の一つが三日間の幸福でした。ある少年は生活のために本とCDを売る。すると古本屋の店長とCD屋の店員から「寿命を売れる」話を聞く。

その後寿命を査定してくれる場所に行くと余命３０年と３ヶ月で価格は一年につき一万円と査定される。少年は３ヶ月を残し３０年を売ります。残り３日間になるまで少年の生活には監視員がつく。

最後の日が来るまでに少年は幼馴染や友達に会いに行きますがここで絵の才能を開花させ寿命の値段が跳ね上がります。そんな少年と謎が多い監視員の物語は何とも泣ける恋愛小説になっています。

自分の命の価値、相手への気持ち、人生何が起こるかわからない、ということを気づかされる作品になっています。読んでいけば読んでいくほど続きが気になるこの作品は、もっと世間に知れ渡ってもいいと思います。

マネチの終わりに／平野啓一郎

主人公の蒔野は、若くしてクラシックギターの最前線を背負ってきた若き天才ギタリスト。ある日、演奏会後の友人との食事会にて、通信社でジャーナリストとして活躍する、記者の洋子と出会う。

出会った時からお互いに惹かれあった蒔野と洋子だが、実は洋子には婚約者がいた。東京・ニューヨーク・パリ・バグダットを舞台に、二人の男女の物語が繰り広げられてゆく。

引用元:Wikipedia

主人公の蒔野と記者の洋子、蒔野のマネージャーとの３人が絡んだストーリー。大人の恋愛という感じがして読んでいるこちらがドキドキしてしまいます。

また芥川賞受賞しているだけもあり、外れのない作品になっています。外れたくない、面白いものが読みたいと思う女性は是非平野さんの作品を一度お手にとってみてください。

君の名は。／新海誠

山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。

やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。

引用元:Google　books

２０１６年に大ヒットした君の名は。興行収入は宮崎駿監督に次ぐ１００億円超え。２０１７年には２４０億円以上にもなりました。

小説は映画と違い、人物自らの想いや視点などが鮮明に入っているため、より人物にのめり込めると思います。新海監督は君の名は。以外にも数々のアニメを生み出しているので、映画も合わせて見ることをオススメします。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする／七月隆文

京都の美大に通う学生の南山高寿は、通学電車の中で出会った福寿愛美に一目惚れする。勇気を振り絞って声をかけ、別れ際に「また、会える？」と聞くが、それを聞いた彼女は突然涙を流し、抱き付いて来たのだった。

驚く高寿には、この時の彼女の涙の訳を知る由もなかった。翌日、美大の授業で動物園に行くと、そこで昨日の彼女と再び出会う。その後すぐに2人は意気投合し、交際がスタートするが、初めてのデート、初めて手をつなぐ、初めてお互いを名前で呼び合う・・・そんな初めてのことがあるたびに、彼女はなぜか涙を流す。

高寿はそんな彼女を不思議に思いながらも愛情を深めていく。 違和感を覚えたのは、誰にも見せていない自作小説のヒロインの名前を、彼女が知っていると気付いたときだった。「予知能力でもあるの？」と聞く高寿に、彼女はいった。 「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする？」

引用元:Wikipedia

正直映画が公開された時は全く期待していませんでした。それから小説も期待をしていませんでしたが、とても面白く、胸が締め付けられる作品でした。読むたびに「次はどうなるんだろう」「この二人はどうなってしまうのだろう」と思う作品です。

あらすじ以上のことを書いてしまうとネタバレになるのでやめておきますが、この作品を読めば今恋人と一緒にいられる幸福感を改めて思い知らされるでしょう。

たくさんのことが学べる

今回はおすすめの恋愛小説を紹介しました。恋愛小説は文字しかないからこそ一文字一文字全てに想いが込められています。恋愛小説から学べることはたくさんあり、自分の価値観も変えることができるのです。

今まで当たり前だと思っていた存在は当たり前ではなく、奇跡なんだということを知らせてくれます。胸キュンがしたい、暇な時間を有効に使いたいと思っている女性は今回紹介したこの記事を参考にこれから本屋に寄ってみてください。