妊娠中に夫の浮気が発覚…離婚を決断する前にもう一度考えるべきこと

大好きな夫との子供を妊娠できた日にはこれほどまでにない幸せを噛み締めますよね。１０ヶ月間つわりや不安、精神的にも大きなダメージがあります。それでも生まれてくる子供のために一生懸命立ち向かい、子供と対面をする日を心待ちにします。子供が生まれてきたら夫婦一丸となって支えていき、より幸せな生活を送る…これがみなさんの理想だと思います。

しかし、妻の妊娠中に浮気をしてしまう男性は少なくないのです。妻が子供を産む準備をしているのにもかかわらず夫は外で浮気をしているなんて考えたくもありませんよね。もし、夫が浮気をしているのだとすればほとんどの女性は「離婚」することを決意すると思います。

だけど、すぐに離婚を決めるのはまだ早いのです。離婚をする前にもう一度あなたが考えなければいけないことがあります。夫に浮気をされてしまった女性も、これから妊娠するにあたって夫の浮気が心配なあなたもこの記事を参考に離婚をする前にもう一度考えるべきことを頭に入れておきましょう。

離婚をする前にもう一度考えるべきこと

夫の浮気は許せませんが、妊娠中の浮気はもっと許せないですよね。妻のお腹の中には子供がいるのにもかかわらず浮気をしてしまう…。夫のことを許せない気持ちでいっぱいになるはずですが、すぐに離婚を決めないでください。これからの人生はあなたと夫の二人だけではないということから、離婚をする前にもう一度考えなくてはいけないことがあるのです。

冷静になる

妊娠をしていて情緒不安定、おまけに夫の浮気が発覚すれば冷静ではいられないほど怒り狂ってしまいますよね。一度怒りに狂ってしまうとなかなか冷静な判断ができないんです。

そして、その怒りに任せて離婚を決めてしまえば後々「離婚しなきゃよかった…」と後悔をしてしまうのです。離婚ではなくてもそうですが、感情に任せて行動したことが冷静に考えたら「どうしてこんなことしてしまったのだろう」と後悔することがありますよね。

小さい問題なら次に活かすことができますが、離婚となれば次に活かすことはできません。浮気をされて怒るのはまだ夫に愛情があるから。だからこそ妊娠中に夫が浮気をしたらヒステリックになって怒り狂うのではなく、とりあえず冷静さを保ち、本当に離婚をしてもいいのか、離婚をして後悔をしないのかを考えてください。事が終わり後悔をしても時は既に遅くなります。

子供のことを第一にする

妊娠中の浮気は相当なダメージがあります。浮気をした男性にはわからないくらい浮気をされた女性には精神的に大きなダメージがあることはわかりますが、そこで離婚を決意してしまえば子供は生まれた瞬間から父親がいない人生を送ってしまいます。片親になった女性は自分が片親の元で育っていない限り片親のまま生まれてきた子供の気持ちはわかりません。

あなたが想像するほど片親の子供は辛く、悲しい思いをします。周りには「お父さんがいない」と噂をされ、同級生には「何でお父さんいないの？」「お前の家お父さんいないんでしょう」と言われ続けます。お父さんがいない＝貧乏だと言われることもあるし、授業参観や運動会、入学式、卒業式には母親しかいないためあらぬ噂をされることもあるのです。

何よりも、父親のぬくもりに触れることもなくなるので、父親に強い憧れを抱き「どうしてうちにはお父さんがいないの？」と聞かれることもあるし「お父さんがいない家になんて生まれてこなきゃよかった」なんて言われることもザラ。

そして、あなたが子供を育てるために働けば子供が一人になる状況も出てきます。その状況は精神を不安定にさせるため、人に依存したり、自分の思い通りにならないと暴れだしたりと性格まで歪ませてしまいます。

すぐに再婚ができるのなら話は別ですが、そうではない限りこのようなこともあると考えて離婚を決めましょう。しかし、今の時代片親は珍しくないので環境が子供を良い方向に変えていくこともあり得ます。

相手の立場になれたのか

当然妊娠をすることは幸福な分、それ以上に辛いものがあります。つわりも辛いし、食欲も旺盛になる。何よりも情緒が不安定になりやすくなります。しかし、妊娠の経験を一度も味わうことのない男性はその辛さを理解することはできても、共有することはできません。

なので「辛いと言っても我慢ができるくらいだろう」としか思っていないんですね。そのため、情緒不安定になって夫に当たる女性の姿や、性欲処理を一切手伝わない女性に腹を立ててしまいます。男性は「性欲のために浮気をする」と言いますがまさしくその通りで性欲が溜まれば溜まるほど浮気に走ってしまうこともあるのです。

妻が性欲を処理できない状況にあるため、性欲が溜まりに溜まってしまい性欲が原因で浮気に走ってしまう男性が後を絶たないのですね。性欲だけではなくても、妊娠のつらさから夫に当たってしまうのも浮気をされてしまう原因です。

自分の家なのにもかかわらずひと時も休めないままストレスが溜まってしまえば当然浮気をされてしまいます。妊娠から出産までは辛いものがあると思いますが、少しでも夫の方に意識を傾けられたら良いですね。

開き直る

妊娠中に浮気をされたとしてももちろん離婚しない夫婦もたくさんいます。子供の将来を考えた結果、冷静になった結果、自分が反省した結果、いろいろな理由がありますが、中には「男は浮気をするものだ」「一度くらい笑い話にしてあげよう」と開き直る女性もいます。

男性の浮気は体だけと言い、最終的には好きな女性の元へ帰ってくる傾向があるので「自分のところへ帰ってくるのならいい」と強い心を持った女性もいるのです。

もちろん何回も浮気を繰り返すようなら離婚をされてもしょうがないですが、１度の浮気は十分開き直れる回数です。何よりも浮気をした男性は浮気をしたことで改めて家族の大切さに気づくこともあるので、こっぴどく怒ったとしても離婚を考えるにはまだ早いのかもしれませんね。

お互いの気持ちを確認する

何度も「男の浮気は体だけ」と言いましたが、本当に体だけなのか、浮気相手のことは微塵も好きではないのかはもちろん、家族のことや自分のことはどう思っているのかを確認する必要があります。

彼が浮気相手にどっぷりハマり、あなた自身も愛が冷めている状態なら結婚生活を続けても破綻してしまうのが時間の問題になりかねませんが、まだお互いに愛がある場合は話が別になります。愛があるまま「それでも許せないから」と離婚をしてしまえばあなたや夫、これから生まれてくる子供さえも後悔してしまうことになるのです。

それでは誰も浮かばれないですよね。だからこそきちんとお互いの気持ちを確認しておくべきです。この話し合いをすることでより冷静になり、本当に離婚をすることが正しいのか、そうではないかを見極めることができるでしょう。

二人の人生ではない

子供がいない夫婦生活ならそれはあなたと夫の二人の人生ですが、妊娠をしたとなると話は別です。あなたと夫だけではなく、子供を含めた三人の人生になるのです。もし、妊娠中に夫の浮気が発覚し自分の気持ちだけを考えた行動を取れば子供を不幸にしてしまうことがあるかもしれません。

あなたが後悔をすることがあるかもしれません。だからこそあなたが離婚を決断する前にもう一度考えるべきことがあるのです。あなたの妊娠中に夫の浮気が発覚した女性も、これから不安な女性もこの記事を頭の中に入れ、これからの参考にしていきましょう。しかし、人にはいろいろな状況があるので、本当に許せないのだとしたら離婚をするのも一つの手だと思います。